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鶴見橋のシェアハウス

「シェアハウス」を知ったのは、2008年春にフジテレビ系列で放送されたドラマ「ラスト・フレンズ」でした。「シェアハウス」と名付けられた一軒家に長澤まさみ、瑛太等の人気俳優陣が演じる登場人物が同居し、DVや性同一性障害等の悩みや苦しみを共有します。

当時中学生だった私は、友達と暮らせるなんて毎日楽しいだろうな、というぼんやりした憧れを持っていました。

豊かになり、男性も女性も経済的に自立、共生しなくても生きていける世の中です。ネットが普及し、誰かと簡単に繋がれるし、悩みも聞いてくれる。一人暮らしは気楽です。気を遣うことも、手伝いを強制されることもありません。しかし気楽で、自立した生活は幸福でしょうか?自由と淋しさは背中合わせです。

親元から離れ、一人になり自由を得た若者が淋しさを感じ、煩わしくない共同生活を望むのは自然なことかもしれません。自由と共生の間。シェアハウスという住まい方を選ぶ人は今後ますます増えることと思います。

しかし、家族でも友達でも赤の他人とも言えない人との同居生活。関心はあるけど、踏み込めないという方もいるかと思います。そんな方の為に、「フィル・パーク鶴見橋 シェアハウス」のリアルを調査してきました!!

下駄箱の上にはダンディなマロリョーシカ

竣工して1年ほどの綺麗な物件です。シェアハウスの物件はリノベーションを行ったものが多く、新築は珍しいとのこと。

驚いたのが、生活感がないこと。(良い意味で)

一番汚れそうな、キッチンの水回りは綺麗で、調味料等のしみやにおいもありません。

個々の調味料やキッチン雑貨はキッチン下やテーブル下に収納できるようになっており、見えない収納でとてもすっきりしています。

白の壁は清潔感があり、木目の床やテーブルは、日差しと相成って温かい雰囲気を醸しています。

定期的に入居者と管理人、オーナーさんで集まって食事会も催されるそうです。みんなで顔を合わす機会があれば、共同生活の不安や、他人と済むことのストレスも軽減され、楽しくなりそうです!

続いて、気になる共有のランドリーとシャワールームとトイレ。

トイレは女性専用があるのは嬉しいです。

プライベートスペースとなるお部屋はこんな感じ。

シンプルで落ち着きのあるお部屋でした。未使用のお部屋もまだあります。

シェアハウスの魅力は共同生活だけでなく、一人暮らしに必要な家具家電が必要ないことですね!

引っ越しの度に、買わなければ良かったと思うし、新生活にむけ新しく買い揃えたくなるのですが、よくよく考えればもったいないですよね・・。

「ミニマリスト」という必要最低限のものしか持たない暮らし方が今流行っています。

限りある資源、限りある労働力を無駄にしないためにも、シェアできるものはシェアするという流れは現代に合っているのかもしれません。

そこから生まれる譲り合いの心は、今の日本人が自由の代償に失ってしまったものかもしれませんね。

シェアハウスに関心のある方は、こちら (ひつじ不動産のページへ)

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